一般歯科ってなに?

虫歯や歯周病、入れ歯治療など、歯やお口のトラブルを解決する診療を指します。 その多くが保険適用の範囲で行う治療です。
歯が痛くなったり、歯茎に異常を感じたりしたら、まずは一般歯科を受診しましょう。 一般歯科なら、お口の病気全般について診断することができます。

これって虫歯かも?

  • 歯がしみるかも。
  • 痛みはないが、歯と歯の間が黒くなっている。
  • 歯が痛い。

歯に違和感を感じたり悩んだりしたことありませんか?

虫歯ってどんなの?

虫歯とは、歯が溶けたり、穴があいた状態をいいます。

歯の表面にある歯垢(プラーク)に付着した細菌が、食べ物に含まれる糖をエサに酸を作ります。この酸は非常にpH値が低く強力で、歯のカルシウムやリンを溶かし、虫歯となるのです。

虫歯の治療

通常、歯の表面を視覚的に調べたり、X線を撮影したりして虫歯の進行状況や影響範囲を評価します。歯の健康な部分を残しつつ、虫歯を取り除きます。また、虫歯が歯の神経にまで達してしまった場合、根管治療が必要です。しかし、一部の場合、虫歯が進行しすぎて歯を救えない場合、歯を抜歯することが選択されることがあります。

虫歯は自然に治るの?

進行した虫歯は自然に治ることはありません。できるだけ早く治療をすることをお勧めします。

当院は、歯をできるだけ削らず、痛みの少ない虫歯治療を心がけております。

何かご質問やお困りのことがありましたら、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

虫歯の進行度

虫歯の進行度はC0~C4に分類されます。各段階での症状と一般的な治療法は、以下の通りです。

歯周病の主な種類

  1. 歯肉炎(歯ぐき炎):
    • 歯肉炎は、歯ぐきの炎症を指します。歯ぐきが腫れ、赤くなり、出血しやすくなります。歯垢と歯石の蓄積が原因で、適切な歯磨きや歯科クリーニングで予防できることがあります。
  2. 慢性歯周炎:
    • 歯肉炎が進行すると、歯周炎に進化することがあります。歯ぐきの炎症が歯を支える組織に広がり、歯周ポケットが形成されます。これにより、歯垢が深部に蓄積し、感染が進行します。
  3. 急性歯周炎:
    • 歯周ポケットに急激な感染が起こり、歯ぐきが腫れ、痛み、感染症状が現れる状態です。急性歯周炎は通常、歯周病の急性増悪や歯の周囲の膿を伴います。
  4. 進行性歯周炎(重度歯周病):
    • 歯周炎が進行すると、歯周組織の破壊が進み、歯槽骨にまで影響を及ぼします。歯周ポケットが深くなり、歯がぐらつくことがあります。最終的には歯の喪失が起こる可能性があります。

歯周病

歯とその周囲の組織に影響を及ぼす炎症性疾患であり、細菌が原因となります。歯周病は進行すると、歯ぐきや歯槽骨に損傷を与え、最終的に歯の喪失を引き起こすことがあります。

歯周病の原因

  1. 歯垢の蓄積:
    • 歯周病の主な原因は、歯垢(プラーク)の不適切な歯磨きやフロスの使用による蓄積です。歯垢に含まれる細菌が歯ぐきを刺激し、炎症を引き起こします。
  2. 歯石の形成:
    • 歯垢が硬化して歯石に変化すると、これを取り除くことが難しくなります。歯石は細菌の増殖を促進し、歯周病の進行に寄与します。
  3. 喫煙:
    • 喫煙は歯周病のリスクを増加させる要因となります。喫煙により、歯ぐきの血行が悪化し、免疫機能が低下します。
  4. 遺伝:
    • 遺伝的な要因も歯周病の発症に影響を与える可能性があります。家族歴がある場合、リスクが高まることがあります。
  5. 全身疾患:
    • 糖尿病や心臓病などの全身疾患は歯周病のリスクを増加させる可能性があります。

歯周病の治療

  1. 歯科クリーニング:
    • 歯科医師または歯科衛生士によるプロの歯石の取り扱いと歯垢の除去。
  2. 歯周ポケットのクリーニング:
    • 歯周ポケット内の歯垢や歯石を除去するための専門的なクリーニング。
  3. 抗生物質の使用:
    • 歯周病の進行が進んだ場合、抗生物質が処方されることがあります。
  4. 歯周外科手術:
    • 進行が著しい場合、歯周外科的手術が必要なことがあります。
  5. 定期的なフォローアップ:
    • 歯周病の治療後は、定期的な歯科検診とクリーニングが重要です。

歯周病の進行を防ぐためには、適切な歯磨きとフロスの継続的な使用、定期的な歯科検診が重要です。早期に歯周病の兆候を見つけ、適切な治療を受けることが重要です。